勘定科目を分ける事の意味

こんばんは。愛媛県西予市の税理士 古谷です。

ゴールデンウィーク中ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか?

同業の方は5月申告もあり、関係なく働いている方が多い様に思います。

私も5月申告だけでなく、最近増えてきた相続の案件や新しく関与させていただく先様の情報整理等色々あるのですが、今日明日と保育園休み+カフェ営業日となっており、息子の子守番で昼間に仕事が進みません。まぁ子守も親しか出来ない大事な仕事ですので頑張ります。

…ということで、エミフル松前のアンパンマンショーに連れて行ってやりました。

なにやら井戸端会議をしているような図ですが、誰がジャムおじさんの作ったパンを勝手に食べたかを議論している場面だったと思います。

でも、アンパンマンてなんであんなに人気なのでしょうか?あの丸い顔にまん丸の真っ黒の目、丸い鼻…それが受けるのかな…でも実はジャムおじさんも同じ要件を満たしてますよね。二人の顔がそっくりなのは意味があるのかな?でもうちの息子はカレーパンマン派みたいです(笑)

では標題の件ですが、最近、ご紹介いただきました方で前年の確定申告書を拝見すると、売上と減価償却費、そして経費の三つの科目だけの損益計算書の方がいらっしゃいました。法人成の検討をしたかったのですがまずこれを分ける事から始めないといけません(特に来期以降は消費税もありますし)我々にとっては普通の事もお客様にとっては普通でない場合もあります。もちろん誰かがお教えしないとわかりませんよね。私もお客様の業界の常識は教えていただかないと全くわかりません。社長様がしっかり本業に打ち込めるように会計税務の部分は丁寧にサポートさせていただきます(#^.^#)

では、なぜ分けないといけないのでしょうか?確かに税金を計算するだけであれば売上△経費=利益で、その利益に税率を乗じれば税金が算出できるのですが、これだけでは決算書の使い方として勿体ないです。

科目を分けは「何代にいくら使っているのか?」を把握し、前月、前年と比較して要らないものはカットして、売上に貢献するものは増額するといった経営判断をするために行います。たとえば前年に比べ交際費は増加しているのに売上は変わっていないとなると無駄な接待が多いのでカットしようとか、広告費をたくさん使った結果、売上が伸びているのであれば、継続して広告費はたくさん使おうとか、といった判断になります。

分けるのって面倒なんですが、慣れればイメージが湧くようになります。ですが前年比較でよく使うので前年の科目分けがあまりにも実状に合わない科目でない以上、前年と同じ科目を使わないと比較ができなくなるのでフィーリングだけでやり過ぎるのもご注意ください。


では、仕事に戻ります。。


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